学習歴として

学習歴」という言葉を新聞や雑誌記事で最近、見ることが増えてきています。履歴書に記載する「学歴」ではなく「学習歴」です。様々な過去に学んだことや経験のことですね。勉強の結果での「学歴」として履歴書には学校名などは書けますが、「学習歴は何をやってきたかですので、自分の経験、体験の歴史です列挙してみたらどのようなことがあるでしょうか。実際に見たり体験したことがのちのち役に立つことがあります。疑似体験でなく実体験ですね。特に、子供のころから学習、経験してきたことは社会人になってからではできないことがたくさんあります。かわいい子には旅させよ」ということわざもあります。いろいろな経験を積むほど成長できるということですが、趣味、興味をもったこと、そして習い事もその一つでしょうね。

例えば振り返ってみて、子供のころに習い事やあるいは学校での部活として水泳やサッカー、野球をしてきた人やピアノ、楽器を習ったり、将棋や囲碁などを趣味でやってきた人は大人になっても遊びや趣味の世界でも楽しめますねそろばんや習字は計算や文字を書くときに今でも役立っているかもです。何かをやってきたことは無駄ではないですよね。ほかにも、遊びの経験で、山の中に入りクワガタやカブトムシの虫取りをしたり、田んぼでザリガニ取り、川や沼や池でフナや鯉の魚釣りなどした経験や、歴史探索の神社巡り、景色や空気を楽しむ山登りやトレッキングなどもどうでしょうか。机の上での勉強には必ずしも役立たないかもしれませんが、こういう経験も人生を豊かにしてきていますね。何か楽しんだり興味を持って楽しんだことは記憶に残ります。大人になってもう一度やってみたいと考えることもできます。間の使い方が「学歴」のためのだけでよいとはならないとういうことですね。どうでしょうか。

ところで、今の習い事はどのようなことでも習うことができます。問題になるのは「費用と時間」でしょうか。昔は習い事も少なく、その中から選ぶだったですが、今は、ありとあらゆるものの中から選べます。目的と将来を考えての選択となりますね。ここでは、本人がやりたいだけでなく、親としてやらせておきたいということも考えた方がよいでしょうね。そして、目の前のことだけ考えるでなく、しっかりと時間をかけて結果を出した、あるいはそれなりにやり遂げたそういうものを是非とも自分の「学習歴」に残しておきたいものです。そのためにはどのような習い事でもよいと思いますが、何か記憶や結果に残せるものがある方がよいでしょうね。そう考えたときに、ご自分の「学習歴」を振り返ってみてそれはあるでしょうか。どうですか