反復トレーニングで技能アップ

3月のこの10日間ほどは成果にバラツキのある読上種目のトレーニングに時間を使いました。2部・3部の時間では様々な問題を繰り返し挑戦しましたので、まじめに取り組んだ人は次の検定から結果がではじめると思います。多様な問題での反復トレーニングこそが大事ですね。4月の全川崎珠算競技大会の10名の参加メンバーの練習にもなりましたね。

ところで、今度の「4月検定」では今年の1月から始めた2年生を含む、ほぼ昨年・今年入学の 年中から2年生メンバーの大多数の18人 が、珠算7級~9・10級検定に臨みます。これだけ同時に受験することは教室でははじめてかもです。4月には1学年上になりますので、新年長~3年生ですが、4月スタートから良い結果となればよいですね。既に練習では毎回合格点をとれている人がほとんどです。集中力をアップさせることとやり方や基本を忘れずにですね。ここでも基本習得のための反復トレーニングが重要ですね。

一方で、どのようにものでもですがまじめにやろうとしなかった人は成果が遠いことになりますね。1部の時間のメンバーの10の合成・分解やかけ算・わり算のやり方の基本の習ったことを素直にまねない(まねられない)、覚えない人は時間がかかってしまいますね。性格面からのものや個人差は仕方のないものですので、あとは諦めないこととかけられる時間ですね。

28年度優良生徒表彰式典(3月5日)

3月5日()に武蔵小杉の中原市民館で、川崎珠算協会所属の珠算教室・塾生の28年度の「優良生徒表彰式典」が盛大に行われました。 教室からは1名欠席で10名が表彰(教室の選考基準は五種3級以上を1年間に1つ以上昇級又はそれに準じた成績や競技会成績などから選考)されました。 フラッシュ暗算に始まり、日本珠算連盟表彰、川崎珠算協会表彰、四種段位・1~3級の表彰、そして四種段位取得メンバー6人の模範演技、そして抽選会という流れでした。1年間の成果のまとめとして、あるいはこれからの目標をイメージする場でもあり、これが珠算学習の最後となる人もいるイベントでした。

バランスよく珠算の種目(珠算・暗算・読上算・読上暗算&フラッシュ暗算)を習得した努力結果でもあり、表彰された皆さんをほめてあげたいと思います。また、来年にも是非もう一つ上の四種(五種)取得で表彰を目指してください。

*協会表彰と本部表彰

*観客席も満席でした。

2月検定結果と近況

2月検定の教場検定の結果は先週に、試験場検定は今日に発表となりました。今回は、珠算4級以下はほぼ良い内容でしたが、暗算上級、読上種目の上級と試験場検定の珠算の上級は苦戦でした。まだ、自分自身の弱みの克服や穴を埋められませんね。やり抜く力不足の感ですね。しかし、全体としてのレベルはアップしている印象です。個別には、2年生の珠算3級合格(2名)久しぶりの読上2種目や暗算での段位取得者(中2)がでています。よく頑張りました。

また、教室で先週には「満点チャレンジ(合格級をハンディ有り時間で満点に挑戦、珠算は種目別制限時間)」への挑戦でした。結果は全員の成績が一覧表で張り出されています。珠算3級の挑戦者や暗算2級、3級、4級の挑戦者の多くはとても良い成績を出しています(一定レベルはほぼ満点が取れる正確性があるということ)。数名の問題児?は種目別にスピードアップと正確性アップの個別トレーニングになります。自分の弱点種目が明確になりますので、このタイミングにその点を強化し次の段階にステップアップですね。

また、1部の初級の時間の全体トレーニングがだいぶレベルアップしてきています。やさしい問題で「ケタと数感覚」を鍛えています。年中さんから2年生までが中心ですが、この内容は既に何人もに成果が見えてますが、いずれ結果がでてくるものと思っています。2部、3部では普段できない読上種目の練習なども取り入れています。型にはまらずに応用力のある本当の力を身につけてほしいですね。

21世紀の読み・書き・そろばん?

ここのところの週刊誌には興味あるテーマが多いですね。先月1/21号の週刊ダイヤモンドの「 天才・奇才の作り方 」も面白いテーマでしたが、それ以上に、昨日発売の週刊東洋経済(2/11号)は、『 21世紀の読み・書き・そろばん  「食える子」を育てる 』という表題でしたので、早速(といっても今日火曜日になってしまいましたが)、駅の売店で購入と思いましたら既に売り切れで、大きな書店に行き購入することになりました。とても関心あるいは気づきのある内容がたくさんありました。機械の自動化の次に、AI(人工知能)によって職業が奪われていく時代にどのようにしていけばよいかのヒントになるものがありますね。

また、『 学力だけでは十分ではない「 習い事で非認知能力を伸ばせ 」 』は納得ですね。コロンビア大学の調査(1万1千人)で、習い事や地域活動などを2年以上続けた人は成人後、高学歴高収入になっているデータもあるようです。確かに以前から伝えています「やり抜く力」のものもとになっている「勤勉性、意欲、忍耐力」などはやはり習い事で身につくものが多くあります。例えば、すぐにやめない、あきらめない、新しいものや高度さへ挑戦する、できるまで続ける・やり遂げる(やり遂げた)経験などの学力とは違う能力を培うのには習い事は大事なことかもしれませんね。いかにして差別化できる「人間力」を高めるか・・・。(AIだけでなく、STEM(サイエンス・テクノロジー・エンジニアリング・マスマティクス)、アクティブラーニングなどから。)

今、「 習い事選び 」あるいは将来、小中高大の難しい受験などを検討されている方は是非ともこのようなものも参考にしてみてもよいかもしれませんね。その際に幼少期や小学期のどのタイミングにどのような習い事を始めるか、あるいは選ぶかは今はどのようなことも習える時代ですので、うまく組み合わせてみてはと思います。もし、その中で「 珠算(そろばん)、暗算 」も是非、選択肢の一つして一考してもらえればと思っています。

中学受験、珠算検定と体験学習

1月末から2月はじめは「中学受験」の時期ですね。今年の難関中学の算数の入試問題を見ても、計算問題であっても単純計算ではなく、方程式のような問題や工夫して計算しないと面倒なものばかり、文章題は問題文をしっかり読まないとどのように解いてよいか(式を立てててよいか)わからない問題ばかりですね。ただ与えられた計算式だけを計算できるだけでは全く歯が立たないことは一目瞭然です算数とは「国語力と計算力の2つがとても大事」ということですね。

さて、珠算も「2月検定試験」が来週末にあります。教場検定の下級の受験者も多数いますが、特に、今回は13人が日曜日の「段位から3級の試験場検定」にも挑戦します。教室では今週中は「全問題を制限時間内と最後までやり抜くこと」を重点にスピードを重視してきました。だいぶ速度が増し、得点力もアップした人が増えてきています。集中力アップとともにやり切ることでの能力向上を図りステップアップをですね。あと一週間ですので最後まで諦めないことが大事ですね。

さらに、今年はそろばんに興味を持たれる方が多く、教室では「体験」希望が続き、入学者も続いています。毎週のように数名ずつでうれしいことですね。それも年中から1年生ぐらいが多く、また今年もご両親が習ったことがない人も多数で、そろばん技能の効用や効果にメリットを感じていただいている方が増えている印象です。最初のきっかけの験学習・授業(無料です)」は入学するしないは関係ありませんので、少しでも興味があれば是非一度話を聞いてみていただければと思います。面白いと思えば続けていただき、メリットがないと思えば他の習い事でよいですので。

新年明け10日間

今年は1月スタートから新入生がたくさん入り、さらに体験学習や問い合わせも多数あり、新年早々から大忙しで、コメントの更新が遅れましたが、ようやく通常通りになりそうです。教室では、毎年実施の「 休み明け確認問題 から入ることで、1週間で上級者や段挑戦者の多くはスピードも正確性も元の状態に戻ってきており、よい得点を獲得してきています。2月検定受験者は良いスタートダッシュができていますね。下級のメンバーは見事にやり方を忘れている人もいましたが、今週からのメンバー以外はだいぶ感覚・勘が戻ってきていて一安心です。どのようなことでもしばらくお休みすれば「復活のトレーニングが必要」ですね。

さて、年初には11月実施の「 第20回全神奈川通信競技大会 」の結果(教室43名参加)が届き、教室には届いた「川崎順位、チャレンジ度順位(最高点比較順位)」、ともに、「教室内順位、前回との得点比較順位」の一覧表を張り出し、各参加メンバーにも同じものを配布しています。今回は1000点以上が3人、前回比較で100点以上のアップ者が10名、それも6人が4年生以下の伸び盛りのメンバーでした。上級者の中では今回はマイナス点となった人もおり、過信もあった感もありますね。しかし、全体としては今の実力がほぼ反映しています。次回は5月です。

それから、今週から「フラッシュ暗算」の検定試験もはじまります。すでに20名近くの申込者があります。暗算力向上だけでなく、頭や記憶力アップのトレーニングとしてもしっかりとチャレンジしましょう。何事も「やろうとするかしないかが能力向上のカギ」になります。今年もそういう「 挑戦しようとする姿勢と最後までやり抜く力の習得トレーニング を重視したいですね。

クリスマス会(2016年)も終了

2016年もあと少しで終わります。そろばんは、21日、22日の「 クリスマス会 」で年内のカリキュラムは全て終了しました。2日間各2回計4回での参加者は、インフルエンザ・風邪などでのお休みも考えていましたが数名のみで、なんと今年も参加率 90% を超えましたビックリです。 年中~2年生の多かった両日の前半の部は、2日間ともほぼ満席でした。内容はそろばん、算数、パズルなどから、簡単な問題から、難しい問題までありましたが、問題はできてもできなくても景品(プレゼント)とお菓子を全員持ち帰りました。問題を早く正確にできた人は景品を優先的に先に選べた分、ラッキーだったかもですね。

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*懐かしい景品もあった前半の部の景品の一部が上の写真、下は選別前の景品たくさん。

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1年の活動もこのイベントで終了です。ところで、教室では、今年もたくさんの人が入学し一人一人のペースで一歩ずつ学習しています。今年入学した人の中でも何人もが、初めての検定試験にも合格し、次の目標を定めています。とてもよい傾向ですね。 また、検定試験では特に、上級者の人が現状に満足せずさらに上にチャレンジし、1級、準1級の結果を後半で残しました。次は2月の段位も挑戦ですね。 教室は、1月は6日からです。休み明けはやり方を忘れている人がいますので、確認問題でスタートします。頑張りましょう。

12月教場検定結果(速報)から

先週実施の「12月教場検定の結果」を教室に張り出しました。前回の10月検定の日商珠算1級 2名合格に引き続き、今回の検定では、珠算の「 準1級で、3名(小5、小6、中1)の合格者 」となりました。10月の日商1級を未受験での今回、準1級受験のチャレンジメンバーからは2人合格で、もう1名もあと少しでしたので、よく頑張りました。なかなか素晴らしい結果ですね。

ほか、珠算の準2~6級の成績は振るわず連続で合格点に届かないメンバーもでしたが、2年生以下の受験の珠算の7級以下は全員合格です。暗算は、4級以外は、リベンジ組多数です。読上算、読上暗算は、四種取得を目指した3級以上は苦戦しましたが、4級以下は合格者多数です。全体としては、チャレンジ受験級を考慮すればまあまあというところですね。でも、もう少しすべての種目の2級以上の合格者は欲しかったですね。次は、2月です。今の学年の最後の受験ですので、精一杯努力をしましょう。

 

そろばんあんざんコンクール2016

ホームページへのアップが遅くなりましたが、先月末の11月27日)に「エポックなかはら」で180名の参加者で「そろばんあんざんコンクール(川崎)」が開かれ、教室からは最終7名のメンバーが参加し、腕試しをしました。この大会は3年前の2013年は99人の参加でしたが、毎年参加者が増加し、なかなか高いレベルでの競技会でした。

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教室メンバーの結果は、個人総合は普段の良い点数ならば入賞の可能性はありましたが、残念ながら本番では得点が伸びず入賞は逃しました。しかし、種目別競技の「中学生の部の読上算競技で優勝。「読上暗算競技でも3位に入賞」しました。入賞者は、10月検定で日商の1級の合格者ですが、このところのほかの成績もアップしており、今回もその勢いを継続した感がありますね。また、他の参加メンバーはあと一歩で入賞できたのではという印象だったと思います。この経験を次に活かして頑張りましょう。

イルミネーション

いろいろなところでも始まりましたが、先週から今年も例年通り教室入口の柵の木々にイルミネーションをようやく取り付けることができました。暗くなる時間が早まりましたので、夕方から夜の時間はイルミネーションの明るさで、少し楽しんでもらえたらと思います。

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