通信競技大会と6月末以降の活動

この半月ほどは、「 6月検定、満点チャレンジ、あんざんコンクール、フラッシュ暗算検定 」とイベントが続き、検定結果報告以外一つ一つのまとめができていませんでしたが、以下のような結果となっています。初級クラスの1部の時間もほとんどのメンバーが基本を卒業し、今回の競技会などに参加できる人が何人もでてきているなど、短期間で技術レベルを上げ、とてもよく頑張っています。夏休み前後から新たに入学するメンバーがいますので、良い刺激になりますね。そういう意味では、学校に慣れ、夏休みを過ぎるタイミングの例年この時期の9月前後に新たにそろばんをはじめる人も多い地域ですので新たに習い事をお考えの方はご検討いただければと思います。

さて、検定結果と会場実施のあんざんコンクール川崎大会は、以前のコメントの通りですが、教室には5月中旬に実施の「第21回全神奈川通信競技大会(スピード)」の結果が届いています。過去最高の45名が参加し、1000点以上が6名。連続参加者が37名、その中で前回第20回比100点以上アップ者が11名。全体で前回比平均アップが約68点/人。この結果は半年間で多くの人が技量を伸ばし、頑張った結果ですね。また、初参加者が、1年生1名を含み、6名でした。総得点の成績表彰は逃しましたが、過去最高点比較の川崎市内のチャレンジ度表彰(24人)の中で、3人(3年生・4年生・中1生)が表彰されました。毎回、全体のレベルアップになっているようで、次の11月が楽しみですね。

また、試験場検定後に実施の「 満点チャレンジ 」の結果も揃いました。残念ながら、今回も満点はでませんでしたが、合格級の各種目8分ごとの珠算の結果では、種目毎には満点を含め、9割以上の正答率など、一つ下の級での正答率はアップしている人が多数でています。「間違わないことへのこだわり」を是非とも高めてほしいですね。「 全国あんざんコンクール 」の結果も届きました。川崎市内で500名を超える参加者の大会で、教室からは25名が参加できました。結果は、金賞に5名(小3が2名、小6が2名、中3が1名。川崎市内の一覧表に名前記載)、銀賞が13名、銅賞が7名でした。この大会への参加も毎年増えていますので、来年には参加者だけでなく、金賞の入賞者ももう少し増やしたいですね。最後に先週実施の「 フラッシュ暗算検定 」の結果も教室に張り出してあります。中級者は前回のリベンジ組も多数で、7級から10級の1部の初級クラスからの受験者(珠算を初めて1年以内前後)も、合格者多数です。上級者の中では、段位は今回はダメでしたが、あと一歩のメンバーも多く、次回にリベンジですね。

6月試験場検定結果(速報)

6月25日の試験場検定(日本商工会議所検定 珠算3級以上)の結果を教室に張り出しました。いつも思うことですが、全員が合格となればよいのですが、技術検定ですのでそうもいかず、結果があることは仕方がないものです。本番に強い人、弱い人、最後の追い上げのできた人、過信していた感のある人など、最後まで努力をしてきましたがこれが本番の検定試験ということですね。

試験の結果は、段位受験者は、1名が、珠算で準初段、暗算で初段の段位認定となりました。おめでとうございます。他の段位受験者は、種目別で認定段位があります1級受験者は、2名合格です。2級1名3級4名合格です。1級は、今回も川崎市内で20名の中でですので、素晴らしいですね。練習で良い成績をとっていても本番で失敗の人、あとほんの少し一歩届かずの人もそれぞれの級でいます。今回合格点に届かなった人は、次は10月にリベンジですね。(*1級から3級の人の合格者番号は川崎珠算協会のホームページでも確認できます。)

全国あんざんコンクール川崎大会

昨日7月1日(土)に、11教場からの約130名の参加者で「全国あんざんコンクール川崎大会(会場:川崎市総合自治会館)」が盛大に開かれました。教室からは、最終6名の暗算が得意なメンバーが参加しました。結果は、個人総合競技には残念ながら入賞できませんでしたが、種目別競技(読上暗算・フラッシュ暗算競技)に、2年生、6年生、中学生(中学生は決勝参加)が、一人ずつ入賞しただけでなく、なんと教室として、教場別の当日の各クラス別の最高点の4名の合計点で競う団体競技で全体の4番目の2位枠に入賞しました。(2年生、3年生、6年生、中3生の4選手)とても嬉しいことでもあり、これからも頑張ってほしいですね。

6月検定を終えて(速報)

6月検定のうち、教場検定の結果を教室に張り出しました。今回は、珠算は準2級から9級、暗算は1級から6級、読上算は上級の合格者がなく5級のみ、読上暗算は1級から7級の合格者となりました。中では、3年生の準2級1人、同じく3年生の暗算2級1人、3種目合格者が4年生に1人などがありました。

その他では、珠算の7級までの下級受験者はみとり算のミスが多かった人(1人)は残念ながら合格点には届かず、ほかは8人は合格です。4級・5級は半々で、暗算は、上級は半々、下級はほぼ合格という内容で、読上暗算は、全体7割近くの合格でした。今回ダメだった人は、8月に挑戦です。

次は、7月に試験場検定の結果が発表されます。試験場検定はなかなか厳しいかもしれませんが、最後まで精一杯頑張っていましたのでよい結果がでればよいですね。

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三手の読み

今回は、そろばんとは直接関係しませんが、将棋界で中学生が昨日、28連勝という30年ぶりの記録更新をしている話題でにぎわっています。小学生時代に将棋をしていたものとしてはとても楽しみでもあり、将棋という頭脳ゲームのブームの再来があるとよいですね。また、将棋界だけでなく、スポーツの世界でも最近の10代の活躍には目を見張るものがあります。そろばんの場合にも10代前後はとても能力が開花する時期です。以下の先読みのことと伸びる時期というのも大事で、その時にそれをやっているかどうかということですね

ところで、将棋の言葉の中に、「 三手の読み 」というものがあります。それは、将棋の一手一手のやり方の『 読みの基本的な考え方で、「自分がこう指す。すると相手はこう指してくる。そこでこちらはこう指す」というように、三手先まで読んで次の一手を指すこと。故原田泰夫九段の言葉(日本将棋用語事典より)』です。この2番目の「相手がこうさしてくる」が大事なことですね。ここがで、自分本位(自分勝手)の人はなかなか将棋が上手くなれない常に自分中心で行動を考えるので相手の動きが読めないからです)のはよくわかりますね。これはすべてに共通しているようにも思っています。

何かをうまく進めるためには、「まず自分の目(1つ目の目)で見て考える、そして相手の目(2つ目の目)で見て考えて相手がどうするかを考える、その上でさらに良いほうへ進めるための次の手を事前に考えておく(1つ目の目で、あるいは客観的な3つ目の目で)」ということです。しかし訓練をしないと、この相手の目で見ることが残念ながらなかなかできないものです。サッカーのドリブルのフェイントのときにそれを仕掛けてくるのではと読んで動くとボールを奪えた経験や、野球のバッターの時に直球が外角にくると読んで上手くヒットを打った経験などはありませんでしょうか?相手がある場合に常に2つ以上の目で見ることができれば上手くいく可能性があるということですね。先見力も大事な時代にこのテーマはとても面白いですね。

そろばんチャレンジ2017神奈川

昨日、5月28日(日)に川崎商工会議所のKCCIホールにて「グランプリジャパン2017神奈川大会(そろばんチャンピオン2017、そろばんチャレンジ2017」)が盛大に行われました。教室からは、クラス別大会のそろばんチャレンジ大会に昨年同様の13名(SⅠ、SⅡ、SⅢクラスに参加)が参加しました。はじめての競技会参加者も4名いました。これだけたくさんのそろばん学習者が一堂に会してというのはとても見ごたえがあったと思いますし、参加者の人にとっても良い経験になったのではないでしょうか?

参加メンバーの結果は、SⅢクラスの読上算競技に2人、読上暗算競技に1人、フラッシュ暗算競技に1人、SⅠクラスのフラッシュ暗算競技に1人で、今年は昨年とは逆に全川崎で入賞のメンバーで臨んだSⅡクラスが激戦で、入賞なしとなりました。普段通り得点がとれていれば入賞できたかもというものや、選択種目のあと5点、10点や選択種目次第では入賞できたというようなものも多数ありました。参加者は、これからの努力次第で、来年も参加できますので、また1年頑張ってみましょう。

競技会と運動会

先週、教室では「第21回全神奈川通信競技大会」を行いました。半年以内の入学者を含めて8級程度ぐらいからのメンバー50名ほどが学年関係なく同じ問題に挑戦し、今の実力試しをしました。結果は1ヶ月後ぐらいで、第20回との連続参加者はどれだけ技能を向上させたかを確認することになります。多くのメンバーは技能向上していることは練習時に確かめられていますので結果は楽しみですね。ただ、良い結果がでればよいですが、ミスを連発したりして種目別の課題が見えるメンバーもとなりますので今後の練習目標を定めることにもなりますね。

ところで、地域では「 運動会のシーズン 」で体力的にも先週はバテ気味の人も見受けられました。特に、20日は猛烈な暑さの中でのイベントでした。今年は、3つの小学校まで応援に行けました。(時間の制約もあり、行けなかった学校の人はごめんなさい)皆さんとても楽しい笑顔で一杯でした。毎年ですが、生徒の足の速さやリズム感の良さなどいつもと違った面をみることができ驚きと感心するとともに、とても若いパワーのエネルギーに圧倒されますね。

習慣化こそ大事

習い事関係の記事を読むとどれにも共通する内容として「 習慣化 」があります。東大生の1/3が公文を習っていたという内容でも体系化された問題をレベルに応じてやり続けたこと、毎日のように宿題をこなす習慣が小さい時から身についたことがとてもよかったようですね。他の塾系のところの学習カリキュラムも体系化されているところも多く、最低限の努力で学習力があがることと、日々の学習が習慣化されたことや読書習慣などがとても大事なことのようです。

さて、今、教室では今年、あるいは昨年から入学の年長さんから3年生ぐらいの生徒が算数の基本を学ぶ教材(基礎学習練習帳:エジソンクラブの新村先生の教材)を持ち帰って毎日数ページ、自宅学習として取り組んでいて、5冊たまるとプレゼントを選べることも理由ですが、教室に来た時には次の新しい教材を持ち帰っています。「学習の習慣化と数のセンスを磨くこと」が目的ですが、学校の算数が楽しいという声が1年生の生徒から伝わってくるようになっておりそろばんでの数のセンスや計算力と算数教材での文章力がアップすれば低学年で算数を嫌いになるということは無くなりますね。さらに合わせて、そろばんの問題を自宅で自主的に取り組む生徒が多くなってきており「自分から机に座って学習する習慣」をつけているようで今後が楽しみですね。

付け加えて、新しいことを学び続けることと同様に「 反復学習 」も大事なことです。最近は「反復学習」の必要な「漢字の練習や単語の練習」などもおろそかになっており、「かけ算九九」も大学生になっても覚えていないなどという話が伝わってきておりとても残念な状況ですね。何事も継続することで身につくことがありますが、そろばん教室をしっかり学習し卒業する生徒に「かけ算九九」を覚えていない生徒はいませんので、これも「 反復学習の効果 」でしょうね。

全川崎珠算競技大会で大健闘

昨日4月16日()に、「 2017年全川崎珠算競技大会(オール川崎) 」が、川崎商工会議所のKCCIホールで朝10時から開催され、教室からは最終、小学生6名、中学生3名の計9名の選抜者が参加し、実力試しをしてきました(150人参加)。結果は、予想以上の大健闘で、小学生の部個人総合競技の3位枠に1名、入賞枠に2名、読上暗算競技の入賞枠に1名、読上算競技の2位枠に1名、3位枠に2名中学生の部個人総合競技の入賞枠に1名、読上暗算競技の3位枠に1名、読上算競技の3位枠に1名、入賞枠に1名計のべ11個の賞に入賞しました。2人は、3つの競技それぞれに入賞しました。大変よく頑張りました。教室では必ずしも競技会の練習をしているのではありませんが、日々の努力をすれば報われるということですね。おめでとうございます。来年も頑張ってみましょう。今回、入賞を逃したメンバーも優秀な同じ学年くらいのメンバーの姿を見てよい刺激になったのではないでしょうか?

ところで、この競技会は毎年上位のレベルがアップしています。今年も小学生の部では昨年よりも種目別の時間が短くなったにもかかわらず、400点満点が5人(昨年4人)もあり、同点決勝となりました。小学生は、日商3級レベルの問題をかけ算20題、わり算20題、見取算10題を本来の時間の半分の5分ずつ、見取暗算10題を1分でですので、いかにレベルが高いかがわかります。(中学生は日商2級、高校大学一般は1級レベル)さらに、入賞者の中には小学低学年の2年生で355点、3年生が395点を筆頭に6人もいて堂々と4~6年生に対抗しています。学年は全く関係ないですね。速さと満点近くを取る正確性が必要とされる競技会内容ですので上位者は見事ですね。

「いかに早く正確に計算するにはどうすればよいか」をこういうイベント型の競技会に参加したり、あるいはその練習をすることで技能向上の目標としてほしいと思います。「計算は合わなければ価値が半減する、あるいは無くなる」ということをしっかりと押さえることが大事です。教室での次の競技会は教室で参加できる「第21回全神奈川通信競技大会(スピード)」です。45名の参加予定ですので、連続参加者の何人が前回より100点以上アップさせるかも楽しみですね。

 

新学期開始、4月検定結果から

4月に入り、地域の桜も満開となっています。今年は寒い陽気で長い間咲き続けていますね。ところで、世の中ではスケートの浅田真央選手の選手引退宣言の驚きなどもありましたが、教室では先週の教場検定に全体の半数以上が珠算検定の受験申込みだったこともあり、学校の春休み期間でも各自それぞれが精一杯頑張ってきました。今日が合格者の発表日で、4月検定の結果を教室にはり出しています。

結果は、全体としてはとても良い成績で、特に、珠算は全体で7割以上の合格率で、今回も準1級に2名、準2級に1名の合格者ほか、4級は全員合格、5級は3人、6級では1年ほどぶりに満点合格者がでました。前回コメントの7級以下の18人は3人があと少しで合格点に届きませんでしたが、15人が合格し、進級します。その中の9人の今回初めて受験の新年長から新3年生は、9級あるいは10級に全員合格でした。今年1月入学の3ヶ月目での受験者もいましたので、大変よく頑張りました。

また、他の種目では、暗算では、今回も暗算1級の合格者、読上暗算では3年生の読上暗算1級の合格者がでました。段位の読上2種目の受験者もどちらも昇段しました。また、昨年6月入学で10ヶ月目の新3年生がオール6級になる四種目同時合格もあり、全体としても着実にレベルを上げていることが確認できています。多くの人がとてもよいスタートダッシュとなったかもしれませんね。次は、16日の日曜日から競技会が3つ続きます。こちらでもよい成績がとれるように頑張ってみましょう。*下の写真は教室の前の道の桜です。毎年見事に咲きます。