スタートダッシュに向けて

1月も終わり、来週の2月の検定試験を受験するメンバーは最後の仕上げに向かっています。冬休み明けは、やり方を忘れたり、スピード感覚が鈍ったりでしたが、大半の皆さんは2週間目ぐらいには勘を取り戻しています。今回2月は、珠算3級以上の試験場検定に11人がチャレンジします。頑張って欲しいですね。教場検定は今回は冬休みがあったことから4月検定に受験を延ばしたメンバーもいましたのでいつもよりは少ないですが、珠算5級クラス、読上算6級あたりのメンバーはとくに頑張っていますね大半が3、4年生のです。合格点に到達し、次々連続して高得点を取るメンバーも増えています。2か月前にはまだまだでしたが、その目標に向けて努力をし続け、練習でも頑張ることで結果が伴いはじめると楽しくなってきているのでしょうねすべてのことに共通することでしょうね。

また、まだ入学したばかりの初心者クラスの年長さん、1年生、2年生も教室に慣れ、前向きに頑張っている人が一気に増えました。計算も早くなり、算数のドリル(基礎学習練習帳)の内容も、計算だけでなく1年生でも文章題もできるようになっています。最初はそれほどやりたいと思っていなかったとしても、できることが増えてくるととても楽しくなるのでしょうね。送迎なく1人で通ってくる1年生が何人もいますがとても楽しそうに学習しています。そういう機会として様々な習い事は使えばよいですよね。そろばん技能は少しずつでも大丈夫ですので、まずは1年以上は続けてみてでしょうね。

ところで、1月のフラッシュ暗算検定は練習不足が目につきました。スタートダッシュとは全然言えませんね。ただ、最終日には、3人一緒に受験の女の子の3人ともの一斉合格もあり良い印象でしたが、全体としてはボロボロでした。休み明けの試験はそういうこともありますね。また、今回の10名の合格者は2、3年生だけでした。4年生以上は確かに有段者レベル(3桁の加算問題)が多いので難しいですが、2か月ごとにチャレンジできますので、3月にリベンジです。

1/10からはじまります

2024年に入りました。今年は、カレンダーの関係からそろばんは、1/10(水)から始まります。既存のメンバーは休み明けは、例年通り、まずは勘戻しからですね。今年は「指トレーニング」「読上の練習」「集中力トレーニング問題」と「休み明け確認問題」から始めて、やり方忘れを先に解消していきます。いつものことでスピードも落ちていますので、来週中に元に戻せればよいでしょう。ただ、練習をしなかった人(さぼった人?)で「できると思っている人」は、実際やってみて「休むとできなくなる、技能は落ちる」というその違いを実体験、実経験することですね。これが自分自身でわかることはとても大事なことですね。スポーツと同じです。

それから、体験の問い合わせも増えてきています。毎年、教室は通年入学者はいますが、年末ごろからの入学のある年は、このタイミングから6月ぐらいが多くなります。今は、11月以降に入学の5人、新年明け入学の1人がいますので、既存のメンバーもしっかりと練習に取り組み、追いつかれないようにですね。そういう意味では、年末にコメントした「第34回の全神奈川通信競技大会」のチャレンジ賞入賞の6人だけでなく、今回、前回5月比で100点以上のアップ者は13人、それも12人は2~4年生ですしっかりとたくさんの人が頑張っていることはわかりますね。

ところで、昨年2023年の入学組は、珠算6級&暗算5級合格の2年生の男の子1人を筆頭に、4人が珠算8級、年長の女の子1人が珠算9級に合格できました。まだそのレベルに到達できない人もいますので、個人差はありますが、全員が徐々にレベルアップできています。その前の一昨年2022年に入学したメンバーからは今年も、珠算3級の合格組が何人もでてきそうですね。まずは来月の2月の試験場検定からです。皆、今の努力が継続できるならば、年内で5~6人位は届くかもで、四種3級、5種3級以上合格(来年の3月の表彰対象者)も夢ではない感じですね。全員が自分のレベルを一つずつクリアしながら、頑張ってほしいですね。

2桁のかけざん

小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本 」というのが、2023年年間ベストセラー総合1位を獲得されたようですね。「 99×99まで暗算ができる 」という内容のもの同様に読まれているようです。このことは「2桁同士(2桁×2桁)のかけざんができると算数、数学にメリットがあると感じている方が多い」ということですね。ただ、そろばんを一定期間習って、日商検定の例えば暗算2級以上の技能を持っているそろばん学習者にとっては2桁同士のかけ算はものの数秒(検定で合格するためには8秒でできる計算技能です)で簡単にできてしまうことですただ、そろばんを習ったことがない、習っている人が周りに少ないと飛びつきたくなる内容ということなのでしょうね。

かけ算の算数のテクニックとしての計算方法にはいろいろなものがありますが、この本の内容を含めて公式同様に覚えておければ、うまく使うことですぐに計算できますが、式を見て使う公式を使いこなせない人にはなかなか難しいことかもです。ところが、そろばんでの計算は公式ではなく、そろばんを使ってのかけ算方法ができるかどうかです。ただ、そろばんを使った計算方法は覚えてしまえば汎用的ですが、暗算(あんざん)として頭の中で使いこなせるようになるには少なくとも2年ぐらいはかかりますので、それができるようになるには残念ながら1日ではできないものですね。ということから、まして、そろばんを知らない人にとっては得する計算方法として飛びつきたくなるということですね。

となりますが、今、教室では全体の1/3ぐらいがこの2桁同士(2桁✕2桁)以上のかけ算ができるようになっています。やり方は違いますが、ベストセラーになった本のレベルには1/3ぐらいの人が到達しているということです暗算(あんざん)を学習できるそろばん教室では一定期間で大半の人(普通に努力できる人なら)ができるようになるということですね。ただ、当教室では暗算の練習に入るには約1年そろばんの練習(そろばんの珠を使った計算方法のマスターの為)をして、珠算7級の技能がある状態ぐらいからとしています。そして、暗算の練習に入り、最初の暗算の検定試験を受験してから約1年で多くの人はこのレベルができる技能に到達します。とはいえ、このレベルにきていれば恐らく学校の算数の計算問題を解く内容では常に上位と思います。

こういう計算、暗算の技能を少し時間はかかりますが、小学生時代に身につけてみるというものどうですかね。さらに、その検定に合格するためにはかけ算だけでなく、みとり暗算(足し算の暗算、2~3桁同志の加算)、わり暗算(4桁÷2桁)も同様にできるようになります。確かに合格するには相応の練習、訓練が必要になるこの技能は、大いにメリットはあるように思いますが、期間、費用との天秤かもですね。ただ、この内容の本がこれだけ売れていることからは、もし、このような内容に興味があれば、お近くのそろばん教室でこの技能の話を聞いてみてはと思います

2023年のカリキュラム終了

2023年も12/21(木)と昨日の12/22(金)のクリスマス会(約9割参加、欠席者は事前の2人と当日体調不良で5人)で1年間のカリキュラムが終了しました。クリスマス会は毎年ほぼ同様の内容の「カレンダー問題、いま何秒?、運の良い人は誰?、たし算ピラミッド、文字の並び替え、間違い探し」などですがわかっていてもミスも多くなかなかできないですね。でも、いつものことですが、問題はできるできないに関わらず、お菓子と景品を持ち帰っていただきました。1年間のご褒美のイベントですので、多くの皆さんは楽しめたのではないでしょうか。どうでしょうかね。部屋いっぱいだった景品(おしゃべりするハムスター、ボードゲーム、サッカーボール、バスケットボール、文具、ゲームなど)も今年は例年より少しぜいたくなお菓子もなくなりました。今年もこれで教室の1年のカリキュラムは終了です。

12月の検定試験の結果を受けて、3月の「優良生徒表彰式」の参加者も確定しました。13人が参加します。12人は日本珠算連盟の5種表彰(1級1人、2級3人、3級8人)の対象者です。1年間の努力の結果ですね。「珠算、暗算、読上算、読上暗算、フラッシュ暗算のトータル技術の3級以上の上級習得者」ということです。全国基準の表彰ですので、学習歴としてもしっかり記録できますね。賞状だけでなく、トロフィーや盾も残ります。小中学校時代の記念品ですね。次に続く4種4級以上合格者も13人(メダルを渡します)いますので来年表彰式対象者に入れるようにしっかりと頑張りましょう。

それから、今週に「第34回全神奈川通信珠算競技大会(県通信)」、「全国そろばんコンクール」の結果も届いています。第34回の大会では、過去最高点比較(何点アップしたか)のチャレンジ賞に6人(2年生1人、3年生3人、4年生2人)、川崎で35人の入賞者の中に入りました。5月の大会以降の半年間でこの大会に参加した川崎で参加の500人ぐらいの連続参加者のメンバーの中、最高点比較で上位35人の中に入ったということです。賞状をいただけます。よく頑張りました。そろばんコンクールでは、5人(3年生1人、4年生2人、5年生1人、中学1年生1人)が金賞に入れました。銀賞14人、銅賞4人。教室では、練習時に銀賞レベルに到達のメンバーが選抜参加ですので良い結果ですね。日々しっかり練習をし続けた結果でもあります。こちらもよく頑張りました。

12月教場検定結果(速報)

本日発表の先週の教場検定の結果をボードに発表しました。今回は、珠算の受験者が準1級の2人を含んで、12名のうち11名の合格でとても優秀でしたが、一方で、暗算3級以上の9人が玉砕というテコ入れが必要な結果でした。練習で合格点が取れていた人は過信したこと、あと一歩組は突破できる瞬発力がなかったということでしょうね。残念です。読上算、読上暗算は2級、3級にのべ9人が合格できましたが、基本と言える読上算6級、読上暗算5級で半数以上が合格できずここもテコ入れです。正しい努力、丁寧な学習、練習が必要ですね10月の結果に比べて合格できなかった級のところは真逆の感があります。特に、読上種目であと10点で多数が届かなかったところは確実性、正確性のアップですね。

良い結果の特記事項では、今回は2年生の男の子2人が3種目受験し、見事に3つとも合格できました。ご褒美はシャーペンです。珠算6級にとても良い成績で2人とも合格です。ほかの種目は、一人は暗算系で、暗算、読上暗算の2つ、もう一人は読上種目の読上算、読上暗算の2つでした。さらに、3年生の女の子が前回10月に珠算3級、読上種目の2級にあと一歩で届かなかったのですが、今回奮起し、準2級の珠算、読上算、読上暗算はどちらも2級に合格できました。よく頑張りました。

年末の教室では検定の結果を受けての注力練習になります。まずは、暗算の2~3桁練習、読上算の桁揃いを使った桁把握のための練習からですね。少し時間をかけて取り組みレベルアップをはかります。次回2月には今回のような結果とならないようにですね。

クリスマス会準備に入りました

今年は少し早くからの準備です。今週末の検定試験をまず頑張ってもらわなければですが、今年も12月の最後の2日は、毎年恒例の「クリスマス会」となります。これまで1年頑張ってきたご褒美のイベントです。当日は問題はできてもできなくてもお菓子とプレゼントの景品を持ち帰ってもらいます。運のよい人、機転の利く人などがプレゼントを先に選べる点では優位かも。イベントの申込状況はまだまだですが、先週で32名(欠席者は0)です。お菓子もプレゼントの景品も毎年何が手に入るかわかりませんが、今年も6回に振り分けられるのでその運もあり、当日のお楽しみですね。とはいえ、例年要望の多いサッカーボール、今年要望の多かったバスケットボールは手に入りましたので今年も毎時間にどこかに割り振られます。全員持ち帰れるクリスマスのブーツのお菓子も手に入りました。現時点での今年の景品やお菓子はこのような内容です。例年景品もお菓子も山積みになりますが、毎年イベント後には綺麗になくなります。当日は、たくさんの人が楽しんでもらえればですね。

2023年全国そろばんコンクール川崎大会(11/23)

本日、11/23(木・)、川崎商工会議所のKCCIホールで「2023年度全国そろばんコンクール川崎大会」が開催されました。184名参加申込の大きな大会で、教室からは11名(3年生4人、4年生3人、5年生2人、中学生2人)の選抜者が腕試しをしてきました。大会としては、今年も個人総合の5年生で満点が1人でたり、種目別も全国レベルのハイレベルの大会でした。教室のメンバーの成績は「個人総合競技」の3・4年生の部で1人入賞枠に、種目別の「読上暗算競技」の3・4年生の部で2人入賞枠に、「読上算競技」の3・4年生の部で3人入賞枠に、5・6年生の部で第7位入賞、「フラッシュ暗算競技」で、3・4年生の部で3人入賞枠に、5・6年生の部で1人が入賞枠に入りました。優良賞を含めて、全員入賞とはいきませんでしたが技術レベルとしては健闘ですね。参加メンバーは腕試しができたこととともに、だいぶ楽しめたのではないでしょうか。とはいえ、結果からは上には上がいるということでもありますね。

さらに4年前以前の本来の形に戻り、だいぶ会場では盛り上がった16チーム(1チーム3人メンバー)参加の「塾別対抗競技」でも7位に入賞できました。内容としては1問ミスの中の6番目のスピードでの7位でした。満点が1チームだけでしたので、その点では惜しかったですね。でも代表3人の健闘結果です。入賞は、昨年に引き続きですので、よく頑張りました。教室としても大変うれしい結果です。

数感覚アップ、100点アップ目標、満点・・・

教室ではここ数ヶ月に入学の初心者もだいぶ慣れ、そろばん教室ですが、1年生は算数・国語の基礎学習を中心に取り組んでいます。そろばんの方は基本の動かし方を少しずつ覚えるぐらいでまずは数感覚アップからですね。基礎学習の問題集の出来具合を見るとだいぶ加算、加減算の計算の基礎がレベルアップできてきています。1年生ですが、算数の文章問題にもこたえられています。恐らく普段の生活でも役立っていることと思います。お迎えにこられた保護者の方からも計算が早くなってビックリしたという同様な感想も聞けています。そろばん教室でのコンスタントな学習の効果と言えますね。今後の成長、能力アップがとても楽しみですね。

教室の珠算8級以上組は先週に「 第34回の全神奈川通信珠算競技大会 」に5月以来6か月ぶりにチャレンジしました。毎回全員前回比100点以上のアップを目指しています。また、半年の練習の成果を確かめます。最終結果は来月12月ですが、こういう検定試験だけでなく、期間の練習評価が半年ごとにできることは有益ですね。また、その前に10月の試験場検定の翌週に合格級の満点に挑戦する「 第23回の満点チャレンジ 」にも珠算6級以上練習者は取り組みました。年3回実施で7年目の教室オリジナルの取り組みですが、1年ぶりに珠算3級の満点がでました4年生の女の子)。記念の盾を渡します。(特注の名前の刻名(名前は隠しています)入りです、添付画像)この内容は珠算は8分毎にかけ算、わり算、みとり算を種目別に合格級の満点に挑戦、暗算は10分で合格級に挑戦です。珠算は種目別の得意、不得意が明確になり、暗算は合格後のスピードアップの確認ができますので今後の取り組みの目安になっており、これも有益ですね教室は、今週はフラッシュ暗算検定、そして月末はそろばんコンクールに挑戦です。フラッシュ暗算は昨日はまた一人有段者(4年生の男の子)が誕生しました。ほかのメンバーも続いてほしいですね。能力、技能アップは日々の努力からですね。

10月試験場結果(速報)

10/22()に稲田中学で受験した試験場検定の結果が先程発表されました。初めての外部会場受験の人もいましたが、教室のメンバーの結果は、珠算1級が1人、2級が2人、3級が3人の計6人が合格できました。段位暗算も1名が初段認定です。今回は、珠算1級は受験者2人ともクリアできるかと思いましたが、残念ながら1名となりました。その1人は川崎の受験地で日商珠算1級の合格は 11人だけの合格者の中の1人 です。大いに自信をもってよいですね。2級、3級も練習の際の様子からはもう少し合格できそうな感覚はありましたが、本番はやはり甘くなかったですね。あとちょっとの人もたくさんで、場所の違う環境での本番に強い人、弱い人もいますので仕方がない結果かもですね。残念ながら今回届かなかった人は2月にリベンジです。

また、今回の日商珠算2級の合格者の2人は、日珠連5種2級以上合格者にも到達し、3級の合格の中の2人も5種3級以上合格者になり、3月の優良生徒表彰式の参加対象者になりました。教室としては、今回のメンバーを加えて今年は、「5種1級が1人、5種2級が4人(1名は3級と重複)、5種3級が9人となり、13人(のべでは14人)が5種表彰の資格を取得」です。12月検定であと一つをクリアすれば対象者入りというメンバーもいますのでもう数名増えるかもですが、3年続けて、今年も5種表彰者の10名以上を達成です。それも13人のうち2人は2年続けてで、11人ははじめての受賞者です。今回合格できずに数名は表彰は来年にお預けになってしまいましたが、教室全体としてはうれしい結果ですね。

そろばん学習の入学してから(再掲)

以前にもお伝えしましたが「 そろばんの入学後どのような感じでしょうか 」という問い合わせがやはり多々ありますので補足して再掲します。本人がやりたいと思っているか、それとも親がやらせておきたい考えているかでも大きく違ってきますが、どのような習い事、あるいは趣味にも得意、不得意はあります。例えば技能の習得イメージとしては、昨年の6月検定の初受験者の中の珠算の8級の合格者3年生の男の子2月の入学の4ヶ月目2年生の女の子は1月入学の5ヶ月目珠算9・10級の合格者2年生の女の子は1年生の11月入学の8ヶ月目2年生の男の子は1年生の9月入学の10ヶ月目でした。この4人は初受験でした。毎回とはいかないまでもしっかりと取り組むことができる人はやはり早く上達します。やり方を覚えて忘れないように練習できるか否かとも言えますね週練習する回数が多ければもっと早くの技能のレベルアップもありえますが、週2回程度ではこのようなイメージです。

一方で、まだ受験にたどり着けない1年以上の学習者の2年生、1年生、年長さんも少なからずいます。さらに、一度は受験(検定合格)できていても、次のレベルがあがる学習の取り組み姿勢がなかなか定着しない集中して問題を解き続けられない、すぐに止まり遊び始めるなど)人や、そろばんの継続学習が続かず習い事を諦める人もいます。適性とも言えなくはないですが、そろばん学習の初級から中級の問題は、数字の桁も小さくやり方も難しいというものではないので、「意欲、やる気の問題の方が要因」でしょうねただ、日常生活、算数の土台になる「計算問題を一定時間解く」ということができるようになる前での諦めはちょっと心配になりますね。努力が必要なことはすぐに諦めて興味のあることや感覚的なすぐにできることだけをやる」というのは将来、やれることの範囲を狭めてしまうようで残念ですね。

短期間で習得できる、そろばんなら技能検定合格することが必ずしもよいと限りませんが、「与えられた課題を努力してクリアしていくことができないよりは、練習をすることでレベルアップできる方がよいもの」ですよね。とはいえ、現実的には「年長さんから1年生ぐらいから習い始めた人では、1年ぐらいで受験(級の合格)、その後は、半年で1つぐらいのレベルアップでよい」ものとは考えています。「2年生以降から習い始めた人ならば、6~8ヶ月ぐらいで受験(級の合格)、その後は4ヶ月ごとぐらいで検定にチャレンジできるぐらいがよい」と考えています。長くかかる人は「技能面の問題ではなく、取り組み姿勢面がなかなか習得できないこと」が多いですねどちらにしても、継続的に学習し続けることができる、徐々にレベルアップする内容に挑戦し続けられることの方が大事です。長く習っている人では、今でも、6年、7年以上続けている人もいます。通常は、3年~4年程度です。最後は「自分の目標のレベルまで到達(クリア)して卒業」、それが一番よいですね。最近、中学、高校の受験の際に「自分が長く続けてきたこと、続けられたことは何ですか?」という問いにそろばんです。と答えた生徒が何人もいることは伝わってきていますもちろん、さらに時間をかければ、そろばんツールを使った計算問題を机上で解く珠算の技能だけなく、暗算読上種目(読上算・読上暗算)フラッシュ暗算など様々な技能を習得できるようになるので、そろばん学習は幅が広い(奥が深い?)とも言えますね。