クリスマス会(2016年)も終了

2016年もあと少しで終わります。そろばんは、21日、22日の「 クリスマス会 」で年内のカリキュラムは全て終了しました。2日間各2回計4回での参加者は、インフルエンザ・風邪などでのお休みも考えていましたが数名のみで、なんと今年も参加率 90% を超えましたビックリです。 年中~2年生の多かった両日の前半の部は、2日間ともほぼ満席でした。内容はそろばん、算数、パズルなどから、簡単な問題から、難しい問題までありましたが、問題はできてもできなくても景品(プレゼント)とお菓子を全員持ち帰りました。問題を早く正確にできた人は景品を優先的に先に選べた分、ラッキーだったかもですね。

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*懐かしい景品もあった前半の部の景品の一部が上の写真、下は選別前の景品たくさん。

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1年の活動もこのイベントで終了です。ところで、教室では、今年もたくさんの人が入学し一人一人のペースで一歩ずつ学習しています。今年入学した人の中でも何人もが、初めての検定試験にも合格し、次の目標を定めています。とてもよい傾向ですね。 また、検定試験では特に、上級者の人が現状に満足せずさらに上にチャレンジし、1級、準1級の結果を後半で残しました。次は2月の段位も挑戦ですね。 教室は、1月は6日からです。休み明けはやり方を忘れている人がいますので、確認問題でスタートします。頑張りましょう。

12月教場検定結果(速報)から

先週実施の「12月教場検定の結果」を教室に張り出しました。前回の10月検定の日商珠算1級 2名合格に引き続き、今回の検定では、珠算の「 準1級で、3名(小5、小6、中1)の合格者 」となりました。10月の日商1級を未受験での今回、準1級受験のチャレンジメンバーからは2人合格で、もう1名もあと少しでしたので、よく頑張りました。なかなか素晴らしい結果ですね。

ほか、珠算の準2~6級の成績は振るわず連続で合格点に届かないメンバーもでしたが、2年生以下の受験の珠算の7級以下は全員合格です。暗算は、4級以外は、リベンジ組多数です。読上算、読上暗算は、四種取得を目指した3級以上は苦戦しましたが、4級以下は合格者多数です。全体としては、チャレンジ受験級を考慮すればまあまあというところですね。でも、もう少しすべての種目の2級以上の合格者は欲しかったですね。次は、2月です。今の学年の最後の受験ですので、精一杯努力をしましょう。

 

そろばんあんざんコンクール2016

ホームページへのアップが遅くなりましたが、先月末の11月27日)に「エポックなかはら」で180名の参加者で「そろばんあんざんコンクール(川崎)」が開かれ、教室からは最終7名のメンバーが参加し、腕試しをしました。この大会は3年前の2013年は99人の参加でしたが、毎年参加者が増加し、なかなか高いレベルでの競技会でした。

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教室メンバーの結果は、個人総合は普段の良い点数ならば入賞の可能性はありましたが、残念ながら本番では得点が伸びず入賞は逃しました。しかし、種目別競技の「中学生の部の読上算競技で優勝。「読上暗算競技でも3位に入賞」しました。入賞者は、10月検定で日商の1級の合格者ですが、このところのほかの成績もアップしており、今回もその勢いを継続した感がありますね。また、他の参加メンバーはあと一歩で入賞できたのではという印象だったと思います。この経験を次に活かして頑張りましょう。

イルミネーション

いろいろなところでも始まりましたが、先週から今年も例年通り教室入口の柵の木々にイルミネーションをようやく取り付けることができました。暗くなる時間が早まりましたので、夕方から夜の時間はイルミネーションの明るさで、少し楽しんでもらえたらと思います。

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数え方や単位の計算

幼稚園の生徒では、数の数え方(人は「にん」、犬は「匹(ひき)」、本は「冊」(さつ)など)がなんでも「個(コ)」になったりします。教室では一覧表を使うことがありますが、小学生では単位の問題で大いに苦労しますね。

例えば、「10cmの紐を5本では何mになりますか?」、「20mのロープを4人で分けました。一人は何cmになりますか?」。前者は、 50m 、後者は、 5cm 答える人が考えられないほどたくさんいます。同様に、「400mのトラックを5周しました。何kmになりますか?」も  2000km  と平気で答えます。これはわり算でも同様です。単位について、全く注意をしないこの感覚は困ったものです。そもそも答えの数字を考えれば最後の問題などは考えられないことがわかるもの、わからないとダメなものですよね。

これは、単純に見えている数字の加減乗除をするだけということで、何を求めているのか、何を聞かれているのか考えず、文章をしっかり読めない(読まない)ことからくるもの、何も考えていないことが見えます。単純計算としてしまうことは注意したいことですね。実際は4年生以上の算数の問題ではありますが、単位についての感覚をしっかりと持つことはとても大事なことで、ものの数え方同様にですね。

10月(試験場)検定結果(H28年速報)

10月の試験場結果が届きました。(川崎珠算協会のホームページで番号は確認できます。)今回は、欠席者もあり受験者数は少なかったですが、日商1級の2名の合格者がでました。一人は、2年ほど受験せず満を持しての受験でしたが、今回は練習時の状況を維持して合格しました。もう一人は、教室では200点前後を行き来し、なかなか合格点に到達できませんでしたが、見事に(2級合格後8ヶ月でもあります)最後の追い上げで合格しました。日商2級の受験者も、前回8月に準2級、そして日商2級は、練習時にはギリギリのラインでしたが、こちらも最後の追い上げで2級も続けての合格となりました。おめでとうございます。また、よく頑張りました。日商3級は残念組が多数でした。今回、合格に届かなったメンバーは次の2月にリベンジです。課題は正確性を上げること(正答率アップ)ですね。頑張りましょう。

11/6追記今回第208回の川崎市の試験場での日商1級合格者は、全体で18名(ホームページ公開の合格者番号から、第207回は計19名)でそのうちの今回は、2名が教室の受験者からということだったようです。なかなか難しい検定ですので、教室としてもとてもよい結果だったといえますね。

10月検定(H28年)の結果から

先週実施の教場検定の合格者名を教室に張り出しました。全体としては、珠算・暗算は約7割合格(珠算の3級以上は来週発表)、読上種目は約5割弱合格。暗算、読上算、読上暗算の今回の上級受験者の合格は難しかったですね。読上種目は、背伸び受験もありましたが、もう少しクリアしてほしかったですね。珠算・暗算の合格点に届かなかった3割メンバーは12月にリベンジです。あと一歩組がこちらは多数いますので。

個別にみると、今回は、四種目(珠算・暗算・読上算・読上暗算)合格者1名、三種目合格2名の計3名全員が受験種目全て合格の3年生、他の読上げ種目でも特に3年生の頑張りが目立つ内容となっています。3~4年生の2種目合格者も多数で確実にステップアップしていますので、今後が楽しみですね。逆に、1つ、あるいは2つに受験種目を絞ったにも関わらずダメだった人もいます。ギリギリで付け焼刃的での挑戦では無理ですね。検定試験はそこまで甘くはありませんね。

また、今回は、今年入学の年長さんの珠算のはじめて受験9級合格)もありました。他にもかけ算九九を学校で習う前に学習して覚えた1年生の暗算4級合格など、一つ一つ必要なことややり方を覚えていくことができれば、年長から2年生の低学年でも十分に検定試験に半年程度で挑戦できますね。確認すると、すでに1年以内メンバーで全体の4割ぐらいが珠算の級を取ることができています。伸びしろが大きなメンバーですので、引き続き頑張ってもらえたらと思っています。

そろばん学習のイメージ

2年以上前に「そろばんは古い?」という表題でのコメントを載せましたが、その後もいろいろなところでたくさんの議論が見られようですね。 「 そろばんを習うとは、黙々と計算問題をそろばんを使ってやる 」こと、これは、そろばんというツールしかイメージできない人や下級の合格までやめてしまった人に多い実感、先入観からが多くあるように思われますが、何事も自分の知っていることからだけでの判断はもったないですね。今は、もっと多様化しており、「暗算力や数感覚」は入試やビジネスの武器にもなると考えます。  「なぜ懸命に勉強して大学に進むのか?」の問いに対して、「理由は?ですが、大学に行けばそこから先に何かがみえると思うから」と言った人がいました。確かに山に登っても、ある高さ以上に登りきらなければ遠くの綺麗な景色は見えませんよね?

そろばんは古い?20140319 コメント

ところで、その際にあげられる「そろばん学習のメリット、デメリットは、「計算力が向上する、記憶力、集中力や忍耐力がつくこと、数感覚が磨かれ算数の導入時に嫌いにならずにすむ」などがメリットととして、「習得するのに時間がかかる、計算方法を考えずに計算を処理するようになる、ツールのそろばんはもう使わない、珠算の段や級をとっても試験では評価されない」からデメリットという人などがいます。どちらのそれぞれもなんとなくわかりますね。

ただ、物事の取り組み方・見方は、「 長期的にみる、多面的にみる、本質的にみる 」方がよいといわれています。 したがって、「一生という期間で考えれば幼少期の数年間は必ずしも長くはなく、習うことができる様々な技能とその広がりから習得できることはとても可能性があり、なにより人間力としての身につく様々な能力ことはとても有益と考えてもよい」と思います。  ただ、時間は有限ですので、目の前の受験や、テスト勉強だけの近視眼的な結果で価値判断をする限りはそれもそれですね。物事には必ず2面性があるものですので、よいと思えばそれを活かすまで使いこなす、ダメと思えば他で学べばよいですね。いかが考えますか?

平日「2+(学年)」、休日「4+(学年)」

表題のこれを見て「 なんのこと? 」と思われますか? 今週の週刊誌(週刊東洋経済)の特集「 高校力 」の中にあった記事からですが、神奈川県の県立高校私立学校ではありません)の県立横浜翠嵐高校の入学時に伝えられる内容だそうです。

内容はというと、「 毎日の家庭での学習の時間 」です。これぐらいの覚悟を持って入学する必要がこの県立の進学校にはあるとのことです。高校1年生でも「 平日3時間、休日5時間 」。大学受験に成功するためですが、都立日比谷高校でも夏期休暇中は400時間の学習(40日の休暇とすれば1日10時間)という内容もありました。その取り組み方の指導も含め、公立も工夫をする時代になっていますね。

やはりこのような一定期間の毎日の積み重ねや、さらに模試が必須で自分のレベルや弱点を知ることや競争することなどは目標達成のためには必要なことですね。先日の全国学力テストの結果に通じるものがあるようにも思います。勉強も技術習得も共通ですね。 ところで、この内容を見て、「 週2回程度の計2~3時間/週(8~12時間/月)のそろばんの学習時間自宅で仮に習い事のない日に30分練習したとしても月12時間程度、合わせても月24時間ぐらい」というのは、微々たるもののように感じてしまいますね。どうでしょうか?

全国学力テストから

先週に今年の学力テストの結果分析が発表されました。北陸と東北の県の学力の高さは毎年ですね。トータルの学習時間も少ないにも関わらずのようですので、素晴らしいですね。一方、学習塾への就学率が高く、勉強時間は見た目は長い、関東や関西がいつも届かないのは、一人一人の学習姿勢や受け身の学習環境と関係がありそうですね 大学受験でも北陸はとても高い学力を示していますので、小さいころからの自主的に学ぶ学習姿勢が身についているところということは確かなことかもです。

また、東北などの学校での取り組みを先生方が訪問、学習し、まねた沖縄県がとうとう平均を上回ったことは学ぶ環境もということですが、秋田県などでの、一人ひとりが「学習ノートなど」を使って、自宅で一定時間自主的に机に座って勉強するスタイルというのはとても大事なことなのでしょうね。学校や学習塾での受け身の学習方法で、家で自分から自主的に学習することの少ない勉強法は残念ながらいつまでたってもその実践する人のグループには届かないのかもですね。宿題だけをこなすというのも自主性はないですから。

自分では考えない、自分では調べない、教えてもらうまで待つ、教わっていないことは考えもしない・・・」などでは、ダメということですね。今は、知ろうとすればなんでも調べられる時代です。「知らないことにぶつかったらどうするか。」 それは、「主体的・自主的に学習する(しようとする)」 ・・・これも早くから身につけるべき習慣なのでしょうね。そろばんでも、自宅でも少しでも時間を作って練習する人の習熟、熟達スピードと理解力はとても早いですね。何事でも同じですね。